石灰石 |
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石灰石の主成分は炭酸カルシウム(CaCO3)です。石灰石は全国各地で産出されています。鍾乳洞は石灰石が長い時間をかけて成長したものです。
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石灰石採掘の様子
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ベンチカットという方法で大型機械を使い安全に採掘しています。
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ドロマイト |
ドロマイトは石灰石とよく似た鉱物ですが、炭酸カルシウムの他に炭酸マグ ネシウムを含んでいます。
製鋼、肥料用ではドロマイトの方が高い評価をされています。
ドロマイトは石灰石と同様に加熱して軽焼ドロマイトを作ります。
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CaCO3 ・MgCO3
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→
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CaO・MgO
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+
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2CO2 ↑
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(ドロマイト)
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(軽焼ドロマイト)
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(二酸化炭素)
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1500℃以上で焼き締められたものは、ドロマイトクリンカーと呼ばれ、マ グネシアクリンカーと共に塩基性耐火物の素材となります。 |
軽質炭酸カルシウム |
石灰石を粉砕したものを重質炭酸カルシウムと呼びますが、これに対して消石 灰を水に分散させた石灰乳に二酸化炭素を反応させて作るのが軽質炭酸カルシウ ムです。 |
Ca(OH)2
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+
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CO2
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→
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CaCO3
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+
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H2O
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(石灰乳)
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(二酸化炭素)
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(軽質炭酸カルシウム)
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(水)
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軽質炭酸カルシウムは微細な粉末で、歯磨きの基剤、体質顔料、ゴムや紙の充 填剤等に用いられます。
特に、軽質炭酸カルシウムを充填剤に使用した中性紙は、これまで使われてき た20年ほどでボロボロになってしまう酸性紙と比べて非常に長持ちします。 |
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