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食品業界

製糖・こんにゃく・梅ぼし

 砂糖を精製する時、不純分を取り除くために石灰が用いられます。粗糖を溶かした水溶液に消石灰を混ぜ、二酸 化炭素を吹込むと、軽質炭酸カルシウムが生成し、不純分を吸着して沈殿除去します。 
 その他石灰は「こんにゃく」(凝固剤)や「カリカリ梅」(石灰でクエン酸を中和し、柔らかくなるのを防ぐ)などの食 品に少量添加されています。

乾燥剤

 生石灰が水と反応し易い(吸湿力が強い)ことを利用したもので、 海苔、せんべい等食品の防湿保存剤として用いられていますが、 更に最近は生石灰の包装材質の改良、多様化に伴って精密機械、 衣類の防湿など多方面で利用されています。

生石灰の性質を利用した面白い用途

加 温 材

 生石灰が水と反応する時の発熱を利用して、コーヒー、スープ、弁当、しゅうまい、おでん 等を温める方法で広く利用されています。また、災害時にガス・電気・火がなくても保存食 を温められる加温材としても使用されています。
日本石灰協会
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-21
新虎ノ門実業会館9F
TEL.03-3504-1601
FAX.03-3593-1604
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