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石灰は私たちの環境を守る、
地球にやさしいアルカリ資源です。
石灰を使って描く絵『フレスコ画』展に訪問
2025-02-04
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多くのフレスコ画が展示されており、
『年行の魚』茂住 旗一郎さん作(写真2枚目)が
当協会会員企業の駒形石灰工業賞を受賞されていました。

また、フレスコ和紙ちぎり体験会も開催されており
来場者の方が体験されていました。(写真4枚目)


フレスコ画とは?

フレスコ画とは、新しく塗られた石灰の壁に顔料で直接描く絵画技法です。石灰が乾く過程で空気中の二酸化炭素と反応し、炭酸カルシウム(CaCO₃)へと変化。この化学反応により、顔料が壁の一部として定着し、何世紀にもわたって色鮮やかさを保ちます。


石灰が生み出す「永遠の美」

フレスコ画が長く色を保つ理由は、石灰の持つ特性にあります。一般的な絵の具とは異なり、顔料が単に表面に塗られるのではなく、石灰と一体化することで「壁そのものが絵になる」のです。例えば、イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロが描いた「システィーナ礼拝堂の天井画」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(※部分的にフレスコ技法が使用)も、石灰の力によって時を超えて美しさを保っています。







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