石灰及び石灰系固化材の必要最小添加量
日本石灰協会では、安定処理用石灰を用いた現場における均一な混合を確保できる必要最小添加量の目安を30kg/㎥としています。
(参考文献:石灰による地盤改良マニュアル)
生石灰と消防法
生石灰(酸化カルシウム80%以上を含有するものをいう。)500キログラム以上の取り扱いまたは貯蔵については、最寄りの消防署等へ届出書を提出することが必要です(政令第358号第1条の10)。
石灰の水和反応によって発生する水和熱がどのくらいの温度まで上昇しますか?
生石灰は水を加えることで発熱することが一つの大きな特徴で、 ・この原理を利用して含水比の高い土の安定処理に最適な材料です。
温度上昇については、生石灰の量と水の量で決まり、数百℃まで上昇します。(発火の危険もあるので注意してください)
従って、生石灰量と水量の条件関係で高温になりますので、生石灰は絶対に水との接触を避けるとともに周辺に可燃物を置いてはいけません。