石灰とは

石灰ってなんですか? どんな種類があるの?
Ans:
通常石灰とは、生石灰(きせっかい)[生(せい)石灰ともいいます]と消石灰(しょうせっかい)の総称ですが、石灰石を含める場合もあります。
天然に産出された石灰石(主成分は炭酸カルシウム)を950℃以上で焼成したものが生石灰(主成分は酸化カルシウム)です。 この生石灰に水道水等の良質な水を加えて反応(水和)させ、加工したものが消石灰(主成分は水酸化カルシウム)です。
また、石灰石とよく似た鉱物でドロマイト(主成分は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウム)も当協会会員会社で焼成や加工などを行って、扱っています。
石灰の主な性質、製造方法等詳しくは、本ホームページと会員名簿の各社ホームページをご覧下さい。

石灰はどんなところで使われているのですか?
Ans:
石灰の用途としては上・下水道用、食品添加物用、肥料用、鉄鋼用、化学用、土木・建築用、公害防止用など幅広く使われていて、社会に貢献しています。 石灰は暮らしの中で欠かせない基礎素材です。
今日も石灰の性質を利用した新しい用途開発が活発に行われています。

石灰はどのくらい使われているのですか?
Ans:
生石灰で約750万トン(年間)、消石灰で約250万トン(年間)程度です。
日本は石灰の原料となる良質の石灰石に恵まれています。そして石灰は国内で自給自足出来る数少ない貴重な資源の一つです。